ドイツが生んだスポーツスプリングの専門メーカーH&Rは、ポルシェと切っても切れない関係にある。ポルシェがワークスとして参戦するル・マン24時間レースをはじめ、全ヨーロッパを舞台に開催されるFIA-GT選手権などで、H&Rスプリングはポルシェマシンの走りを支え続けている。レース参戦から得られたノウハウは、路面からの衝撃をしなやかに受け止め、ドライバーの意のままにマシンをコントロールするH&Rスポーツスプリングならではのパフォーマンスとして製品にフィードバックされている。
車両の荷重を支え、激しい動きに耐えるスポーツスプリングには、経年劣化によるヘタりを生じさせない高い耐久性が求められます。H&Rは高耐久性鋼材の専門メーカーとして知られるベルギー・ベカエルトワイヤー社製鋼材を独占使用。さらに、巻き工程で鋼材の内部に生じる熱とストレスを取り除くため、焼き戻しとショット加工による表面処理を入念に施すことで、冷間成形されるスプリングの金属疲労を徹底的に除去しています。弾力性維持の障害となる鋼材内部のストレスを取り除いたあとスプリングを完全に密着させるプレセッティング処理が4回にわたって施されます。時間と手間のかかるこの処理を施すことでH&Rスプリングは装着後のヘタりやたわみによる車高の落ちを防ぐ耐久性を手にすることになります。
H&R PORSCHE ポルシェ H&Rスプリング
車種 | 年式 | ダウン量 | 品番 | 定価 | 販売価格 (税込み) |
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F | R | ||||||
986 ボクスター/ボクスターS 全てのモデル | '96~ | 30 | 30 | 29779-1 | ¥81,400 | ¥50,468 | |
987 ボクスター/ボクスターS PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'04~ | 35 | 35 | 29168-1 | ¥82,500 | ¥51,150 | |
987 ボクスタースパイダー PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'09~ | 20 | 20 | 28905-1 | ¥97,900 | ¥60,698 | |
981 ボクスター/ボクスターS PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'12~ | 25 | 25 | 28865-1 | ¥74,800 | ¥46,376 | |
718 ボクスター/ボクスターS PASM装着車含む *スポーツサス装着車除く |
'16~ | 30 | 30 | 28865-1 | ¥74,800 | ¥46,376 | |
987 ケイマン/ケイマンS PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'05~ | 35 | 35 | 29168-1 | ¥82,500 | ¥51,150 | |
981 ケイマン/ケイマンS PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'13~ | 30 | 30 | 28865-1 | ¥74,800 | ¥46,376 | |
718 ケイマン/ケイマンS PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'16~ | 30 | 30 | 28865-1 | ¥74,800 | ¥46,376 | |
964 カレラ2/カレラ4 全てのモデル | '89~ | 35 | 35 | 29813-1 | ¥97,900 | ¥60,698 | |
964 ターボ | '91~ | 35 | 35 | 29834-1 | ¥112,200 | ¥69,564 | |
993 カレラ2/4/S 全てのモデル | '93~ | 35 | 35 | 29953-1 | ¥93,500 | ¥57,970 | |
993 ターボ | '93~ | 25 | 25 | 29598-1 | ¥117,700 | ¥72,974 | |
996 クーペ カレラ2 | '97~ | 30 | 30 | 29513-1 | ¥95,700 | ¥59,334 | |
996 カブリオレ/タルガ カレラ2 | '97~ | 30 | 30 | 29513-2 | ¥95,700 | ¥59,334 | |
996 クーペ カレラ4/4S | '98~ | 25 | 25 | 29466-1 | ¥95,700 | ¥59,334 | |
996 カブリオレ カレラ4/4S | '98~ | 25 | 25 | 29466-2 | ¥95,700 | ¥59,334 | |
997 カレラ/カレラS スポーツサスペンション装着車用 | '04~ | 15 | 15 | 29181-1 | ¥107,800 | ¥66,836 | |
997 カレラ/カレラS PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'04~ | 25 | 25 | 29188-1 | ¥94,600 | ¥58,652 | |
997 カレラ4/カレラ4S PASM装着車含む *スポーツサスペンション装着車除く |
'05~ | 20-25 | 20-25 | 29188-2 | ¥94,600 | ¥58,652 | |
997 ターボ | '06/6~ | 20 | 20 | 29111-1 | ¥115,500 | ¥71,610 | |
991 カレラ/カレラS コンバーチブル含む PASM装着車含む | '12~ | 30 | 30 | 28880-1 | ¥80,300 | ¥49,786 | |
991 カレラ GTS 2WD/4WD *コンバーチブル含む PASM装着車含む |
'14~ | 30 | 30 | 28880-2 | ¥80,300 | ¥49,786 | |
991 カレラ4/4S *PASM装着車含む | '13~ | 25 | 25 | 28880-2 | ¥80,300 | ¥49,786 | |
991 ターボ | '13~ | 30 | 30 | 28880-3 | ¥101,200 | ¥62,744 | |
992 カレラ/カレラS/4/4S PASM装着車含む 含むカブリオレ/含むリフトシステム |
'19~ | 30 | 25 | 28652-1 | ¥100,100 | ¥62,062 | |
992 ターボ ターボS含む 含むカブリオレ/含むリフトシステム | '19~ | 20 | 20 | 28628-1 | ¥162,800 | ¥100,936 | |
パナメーラ (Type970) 2WD/4WD スプリング車 *ターボ除く | '09~ | 35 | 35 | 28941-1 | ¥89,100 | ¥55,242 | |
マカン (Type 95B) マカンS/マカンターボ/GTS PASM付きスプリング車 | '14~ | 40 | 40 | 28788-1 | ¥95,700 | ¥59,334 | |
マカン (Type 95B) マカンS/マカンターボ/GTS PASM無しスプリング車 | '14~ | 35 | 40 | 28788-2 | ¥95,700 | ¥59,334 | |
カイエン (Type 955) V6モデル スプリング車 *フェイスリフト除く | '03~ | 40 | 40 | 29286-2 | ¥119,900 | ¥74,338 | |
カイエンS (Type 955) スプリング車 *フェイスリフト除く | '03~ | 40 | 40 | 29286-1 | ¥119,900 | ¥74,338 | |
カイエン (Type 958) スプリング車 *ターボ/ハイブリット除く | '10~ | 30 | 30 | 28938-1 | ¥107,800 | ¥66,836 | |
カイエン (Type 9YA) スプリング車 *ターボ/ハイブリット除く | '17~ | 30 | 30 | 28690-1 | ¥110,000 | ¥68,200 |
【ご注意事項】
●純正ローダウン車両(例:Mテク、メルセデススポーツライン、アバンギャルド、AMG、アウディスポーツサスペンション、アバルト、RS、T-5等)のサスペンションが装着されている車輌は、専用設定商品以外は取付不可となります。
●ダウン幅はノーマルダンパーでのデータです。また、車輌の個体差・組み付け条件により変化する場合がございます。
●年式は、本国生産年式の為、初年度登録とは一致しないことがありますのでご注意ください。
●純正ローダウンキット、及びローダウンスプリング装着車はダウン幅が変わったり、装着できないことがありますのでご注意ください。
●純正ローダウン車両(例:Mテク、メルセデススポーツライン、アバンギャルド、AMG、アウディスポーツサスペンション、アバルト、RS、T-5等)のサスペンションが装着されている車輌は、専用設定商品以外は取付不可となります。
●ダウン幅はノーマルダンパーでのデータです。また、車輌の個体差・組み付け条件により変化する場合がございます。
●年式は、本国生産年式の為、初年度登録とは一致しないことがありますのでご注意ください。
●純正ローダウンキット、及びローダウンスプリング装着車はダウン幅が変わったり、装着できないことがありますのでご注意ください。
コイルスプリングには、巻きが均一で一定のバネレートをもつリニア特性タイプと、1Gが掛かった状態でスプリングの一部が密着し、伸びた状態でのバネの遊びを防ぐプログレッシブタイプがあります。プログレッシブ特性タイプはバネレートの変化を付けることで、同一ストロークの中で、リニアタイプの2倍以上の荷重を支えることができ、サスペンション構造上ストローク量が限られた車両で真価を発揮します。一方、リニア特性のスプリングは通常走行時のコンフォート性において、プログレッシブ・スプリングを上回り、主として非駆動輪に使用されます。H&R のスプリング・チューニングの考えは、個々の車両の性能やサスペンション特性を考慮した上で、車両の持つ運動性能を最大限に引き出すことを主眼に置くことにあります。具体的にはトラクションの正確な伝達、的確なステアリングレスポンス、さらに最大限のコンフォート性の確保といった点が挙げられ、テスト走行を重ねることで最適のスプリングチューニングを施しています。